ニキビができているときのメイクについて
ニキビができていると吹き出物や赤みが気になり、メイクで隠してしまいたいと思いながらも更に悪化するのではないかとファンデーションなどのベースメイクを躊躇ってしまうことはありませんか?
また、社会人の方の場合、ノーメイクやノーファンデで日々を過ごすことは難しいですよね。
しかし、実はニキビがあるときでも患部を触ってしまったり、いじってしまうことがなければメイクをしても全く問題ないのです。
メイクをすることでニキビが気にならなくなり、ニキビに触れてしまったり、いじってしまうことを防ぐこともできるといったメリットがあります。
今回はニキビができているときのメイク方法や気を付けたいこと、オススメしたいベースメイクアイテムなどをご紹介したいと思います。
ニキビがあるときのメイクで気を付けること
・なるべく長時間の使用を避ける
ニキビが出来てしまうと気になってしまい、ファンデーションなどを厚めに塗り隠してしまいたくなります。しかし、ニキビの炎症やかゆみを引き起こしてしまう嫌気性菌は、空気を遮断することで活発に活動してしまいます。そのため、可能な限りファンデーションなどは塗らない方が良いでしょう。どうしても塗りたい場合は、ごく薄く肌にのせるようにして、帰宅したらすぐに洗顔をしてメイクを落とすように心がけましょう。
・油分の多いコスメは避ける
ニキビの原因となるアクネ菌は皮脂を好みます。
そのため、コスメに含まれる油分もアクネ菌を増やしてしまう原因となってしまうのです。
毎日長時間使用する事が多いコスメは可能な限り油分の少ないものを選び、ニキビを増やさないように心がけましょう。
油分が少ないコスメとしては
・パウダリーファンデーション
・フェイスパウダー
・ミネラルファンデーション
・・・などが挙げられます。
・ノンコメドジェニックテスト済み、ハイポコメドジェニックテスト済みの表記のあるものを使用する
ニキビが気になるときにメイクを行う場合は、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を防いだり、ニキビができにくい化粧品であるノンコメドジェニックテスト済み、ハイポコメドジェニックテスト済みとの表記があるものを使うようにしてみましょう。化粧水や乳液といった基礎化粧品であるスキンケアアイテムはもちろんですが、化粧下地やファンデーションといったベースメイクアイテムにもノンコメドジェニックテスト済みのアイテムがあります。今あるニキビを治すといった効果は期待できませんが、これ以上ニキビを増やさないためにも使用してみるのをオススメします。
・メイク道具は常に清潔に保つ
毎日メイクをするときに使用するパフやブラシといったメイク道具は、ファンデーションやアイシャドウの粉で汚れてしまいますよね。また、使うたびに肌に付着させるものなので、必ず皮脂が付着してしまうものです。皮脂は雑菌の餌となってしまうため、汚れたままのメイク道具は雑菌が繁殖しやすい状態になってしまっています。汚れたままのメイク道具を使うことで、皮脂の詰まった毛穴に雑菌が入り込み炎症が起きてニキビができてしまうのです。
ニキビ治療中におススメのメイクアイテム
・フェイスパウダー
毛穴詰まりがおこりにくく、油分が少なく肌へのダメージが少ないフェイスパウダーはニキビ治療中のメイクアイテムとしてオススメです。メイクオフもリキッドファンデーションやパウダーファンデーションと比較すると油分がない分、クレンジングを使用せず石鹸だけでも落とすことも可能です。ニキビだけでなくクレンジングでの肌への負担も軽減されるので、敏感肌の方にもオススメしたいメイクアイテムです。
・パウダリーファンデーション
カバー力が欲しい場合は、肌が動かない程度の軽いタッチでファンデーションを薄めに塗りましょう。また、ファンデーションは洗顔で簡単に落ちるものを選び、刺激の少ない洗顔料をしっかりと泡立てて優しく丁寧に洗うようにしましょう。
・コントロールカラー、コンシーラー
ニキビや赤みが気になる場合は赤い部分に薬指の先を使って、優しく置くように塗りましょう。爪が長い場合は綿棒を使い、こすらないように塗るようにしましょう。
ニキビがあるときのベースメイク
1.赤みやニキビをコントロールカラーやコンシーラーで補正する
・広範囲に広がる赤みが気になる
イエロー系のコントロールカラーを気になる部分に薄く伸ばすように広げていきましょう。
また、特に赤みが気になる場合は、赤の色を消して自然な色味に近づけてくれるグリーン系のコントロールカラーもオススメです。
・特に赤みが気になったり目立つニキビ
イエローコントロールカラーを塗った後、少量のコンシーラーをニキビより少し大きめに塗り伸ばします。
2.フェイスパウダーやパウダリーファンデーションをのせる
・肌にパウダーやファンデーションを置くようにのせていく
肌触りの良い柔らかいパフを使い、こすらずおさえるように使用しましょう。
また、パウダーやパウダーファンデーションを使う場合は、肌への負担が少ない天然鉱物を素材として作らてているミネラルファンデーションもオススメです。
ニキビがあるときのポイントメイク
・アイブロウ、アイメイク、リップメイク、チークなどのポイントメイクをしっかりとおこなう
ベースメイク以外のメイクをしっかりめにおこなうことで、気になるニキビから視線をそらし、目立ちにくくすることができます。
チークをブラシで塗る場合は、肌への負担を減らすためにブラシは立てずに寝かした状態で肌に色をのせていきましょう。
また、ヘアアレンジをしたり、ピアスなどのアクセサリーをつけることでもニキビへの視線をそらせる効果が期待できます。
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